機能概要
Ripple Delete Silence は、選択したオーディオクリップから「無音区間」を自動検出して削除し、残った音声が自動的に詰められる(リップル編集される)機能。ポッドキャスト編集やトーク映像などで、長い空白を一瞬で間引けるのがメリット。
20.2で追加された機能
使い方
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Edit か Cut ページで対象クリップを選択。
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メニューから クリップ>オーディオ>Rippele Delete Silence を実行。
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ダイアログで各パラメータを設定して OK → タイムラインが自動編集される。
項目
しきい値:無音判定の音量レベル(dB)。低くすると細かい音も残す、高くするとより大胆に削除。
Pre head:検出された無音区間の前後に残す余裕時間。話し始めや語尾が切れないよう調整。
Post tail:最低限削除する無音区間の長さ(フレーム数)を指定。これを大きくすると「無音を残す」区間が増える。小さくすると無音削除が細かくなるが、「切れ切れすぎる」印象になる可能性あり。
Minimum to strip:無音として扱う最小区間の長さ。短いほど細かく削除、長いほど大きめの無音だけ削除。
Cross fade audio:削除後の継ぎ目を自動クロスフェードして滑らかに。
これフレーム数じゃなくて秒数で指定したい・・・
30フレームなら以下で試してみて良い感じだった。
Pre head:4
Post tail:8
Minimum to strip:5
長い素材に適用すると時間がかかるので、事前に分割してから適用した方が良さそう。
Fairlightページで削りたくない最小の音がいくつなのか確認
↓これなら-20でも声が乗ってる状態。なのでしきい値は-30くらいに設定した。
参考:https://documents.blackmagicdesign.com/SupportNotes/DaVinci_Resolve_20.2_New_Features_Guide.pdf
機能を知ったきっかけはこちら
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