切望夢

夢の中で、過去に戻っていた。

前職で退職を決めて社長と営業上司とSE上司と面談をする状況だった。

 

社長から退職の理由を聞かれ、重ねてSE上司から次の勤め先は決まっているのか聞かれた。

「もう内定をもらっています」と即答して違和感に気づいた。

 

本来、自分は次の就職先が決まっていない状態で退職届を出し、退職日直前に最終面接があって退職後に内定が決まったから。

 

そしてなにより

 

 

この3人に退職の理由を聞かれるような面談は現実には無かったから

 

 

 

夢の中で退職を決めた理由を感情的にならずひとつずつ丁寧に伝えていった。

 

将来の事

いまVB6のプログラムでメンテしかしていない。

今後自分がこれだけしかスキルが無い状態で歳を重ねた時、そのタイミングで仮に会社がなくなった時、自分のそのスキルで雇ってくれるところはいくつあるだろうか?

 

今の環境の事

納期が決まってから仕様が決まるようなことの連続、電話対応も多くプログラムを集中して触れる時間は日中には無い。

 

これまでの事

今まで何度も改善案や要望を出してきた、でも何も改善していない

 

 

ここまで話したときに「これは夢なんだ」とハッキリ気づいた。

 

現実でこの3人が自分の話をまともに聞く事なんてあるはずがなかったから。

 

 

そう気づいたタイミングで社長は電話に出て離席、営業の上司もSEの上司もふらっといなくなった。

 

 

でも自分は誰もいない空間で言い続けた、今度は感情的に。

 

 

この会社の事を思って効率の悪いところ、直さないといけないところをまとめて改善案だして要望出して来たのに誰も話を聞かなかった、「我儘を言っているだけ」と適当にあしらわれてきた。

 

年齢的に一番下っ端だから、何を言っても「ハイハイ」と流されてきた。

 

自分一人だけが不満を持っていたわけじゃない、他の人も同じ不満は持ってるけど、めんどくさいから言わないだけだ。

 

実際オレが辞めてから何人が辞めた?

 

2年間で10人だ。

たった40人しか居ない会社なのに。

 

新しい職場ではオレが言ってきた事があたりまえに行われている、間違ってたのはあんたたちだ!

 

昭和の考えを改めず、いつまでも古い考えが通用すると思って何もしてこなかったあんたたちが間違ってた!

 

オレは間違ってなかった!

 

あんたたちがオレの話をまともに聞かないことが間違いだったんだ!

 

夢の中でもお前たちはオレの話を聞かないんだな!!

 

現実を見ようとしないんだな!!いつまでも昭和の思考の中でおぼれてろ!!!

 

 

 

 

と、感情的になりすぎて興奮した状態で目が覚めた。

 

 

心を落ち着かせるために夢のできごとを書き綴っている。

 

 

前職の社長や上司にちゃんと自分の話を聞いてほしかったな。って想いがこの夢を作り出したんかなと。

 

 

今の会社は社長も経営陣も上司も営業もみんなしっかりしてて
自分がいま相談するようなことはないけど、他の人たちの状況を見る限り相談しようと思えばちゃんと聞いてくれて

営業も無茶スケジュールや相手の言いなりにならないように計らってくれて

リモートワークも可能で、本当に恵まれている環境にいることを改めて実感した。

 

 

むかし「今の会社でそれなりの作業だけ淡々とこなして、趣味で何か続けられたらいいかな・・・」って思ってた時期もあったけど、「趣味じゃなくてそれを仕事にしたい」って覚悟した後の自分の行動をほめたい。

 

書き出してすっきりした。

 

 

XR・Unityエンジニアになって半年、振り返り。

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