Holo-SDKでヘッドトラッキングを使ったデスクトップAR

今まで画面を見ている角度によって視点を変えるヘッドトラッキングはKinectや深度センサー付きカメラなどを使ったり座標変換のための難解なプログラムを書く必要がありました。↓

Kinectでヘッドトラッキング

 

Holo-SDKを使えばなんとUnityにSDK読み込ませて
プログラム書かずにWEBカメラ1つでコレが実装できるようになりました!

https://www.holo-sdk.com/

 

 

 

 

◆実際に体験

まずはヘッドトラッキングを使ったデスクトップAR
実際にどんな感じなのかを体験できるページを作りました。
※今回のHolo-SDKとは別モノ

 ↓ ↓ ↓

https://sirohood.exp.jp/webar/WebXRFaceTracking.html

アクセス後、顔が認識されてから表示まで10秒ほど待つと宝箱が表示されると思います。

PCからWEBカメラで認識するか、スマホからどうぞ

 

 

 

◆事前準備

Unityのバージョンは2019.4.13f以上

推奨PCのスペックは少しだけ高いです。
OS:Windows10 64bit
CPU:Core i 7以上
GPU:NVIDIA Geforce以上
メモリ:8ギガ
容量:200MB

要WEBカメラ

 

 

◆導入手順

SDKのインストールと初期設定
②Unityの準備
③ライセンスキーを発行
④完成・実行

 

簡単~~!!!

基本はこの動画通りに進めると使えるようになります。↓

①SDKのインストールと初期設定

まずは公式サイトから会員登録してSDKをDLします。

これ、Unityパッケージでは無くてインストール型の実行ファイルです。

インストールが終わるとデスクトップにHoloDemoというアイコンが出来ているので実行します。

HoloSDKを使うための画面設定やカメラの設定を行います。
基本はNextボタン押していくだけ。

ESCキーを押してExitボタンで画面を終了します。
初期設定はこれで終了

 

②Unityの準備

Cドライブ直下にHoloSDKフォルダが出来ています。
C:\HoloSDK

Unityを起動し

“C:\HoloSDK\HoloUnitySDK”フォルダを丸ごとUnityにドラッグアンドドロップします。

Assets/HoloUnitySDK/HoloPrefabs/HoloUnitySDK.prefabをシーンに配置

配置したオブジェクトのHoloStage>HoloCameraについているHoloCameraスクリプトのKeyIDを入力する項目があるので
Unityの作業は一旦停止。公式サイトに戻ってライセンスキーを発行します。

 

③ライセンス発行

ライセンス発行ページを開きEditボタンを押します
https://www.holo-sdk.com/account/manage-license

CompanyName、ProductNameを入力しAddボタンを押すとライセンスキーが発行されます。
このとき、CompanyName、ProductNameは後で使うので覚えておきましょう。

 

④Unityで実行

Unityに戻ってHoloStage>HoloCameraについているHoloCameraスクリプトのKeyIDに取得したライセンスキーを張り付けます。

次にBuildSettingからPlayerSettingを開き
CompanyName、ProductNameにライセンス発行時に入力したモノと同じモノを入力します。
これが同じじゃないと実行時できない仕組みになっているようです。

準備はココまでで完了!

 

あとは表示したいオブジェクトを
配置したHoloUnitySDKオブジェクト内のHoloStage>HoloObjectsの子に配置するだけ

SampleModelを配置して実行してみましょう

MainCameraは不要なので削除しておきましょう

④完成

自分の頭の位置に合わせて見る角度が変わる!

 

ESCキー押すとSetting画面が出てきてカメラの切り替えとかできます。

   

 

こんな感じのモノが簡単に作れます。これはたしかに「デスクトップAR」

 

 

ビルドする時は64bitに設定しましょう。
設定してなくてビルド後動かないと思ってた・・・

 

 

 

◆ライセンス費用・お得な情報

そしてココまで作った人は気づくと思うのですが・・・

 

これ、フリーライセンスだと実行して60秒しか使えません。

 

 

ライセンスを購入するしかないのか・・・

 

と、思いきや!

 

なんと今なら公式が毎月ハッカソンを開催しています。
※2021/05時点
https://www.holo-sdk.com/holo-hackathon

これに参加表明するとハッカソン用に1年間のライセンスがタダで貰えます!
やったね!!

登録は2021/6/15までなので

応募して無料で1年間分のライセンスをゲットだ!!!

 

最優秀賞に選ばれるとゲーミングPC貰えるらしいです。すごい。

 

ちなみにライセンス費用も今なら年間約3000円(通常年約6000円)

プログラム書かずにWEBカメラだけでコレが実装できるのなら
Unityのアセットだと思えば安い方だと思うのでみんな買いましょう。

 

 

 

便利な世の中になりましたね。

 

 

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 ↓↓↓
シロフード

 

以上、解散っ!

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