まずキャラクター ポンポさん めちゃくちゃ可愛い!
めっちゃ可愛く表現できてる、ポンポさんの足音の表現が最高!
声優の小原好美さんの声好きだし、ポンポさんの感じ出てて合ってる、言う事無し!
ジーンとナタリーの声優はほぼ素人なんだけど
ジーン役の清水さんはもともと俳優。
演劇が得意なので声優と大差ないレベル、なにも違和感なくて良かった。
ナタリー役の大谷凜香・・・君はもうちょっと頑張れ。
PVのときからだったけど喋り方が明らかに素人なんよ。劇中最後まで素人なんよ。
ポンポさん、ジニーの声がマッチしてるなか、ひとりだけ違和感が凄いんよ。
せめて俳優つかってほしかったですね。
そもそも大谷凜香って「モデル」なんよ。
wikiには「女優」って書いてるけど始まりはモデル。 2018年に初主演で女優をしただけ。
いや、せめて役者にしてくれ・・・モデルは”見た目”だけで良いんよ。俳優、声優は”演技”が求められるんよ。 女優でモデルならわかる、モデルから女優は違うんよ。
で、そもそもなんでこんな奴が声優なってんのって調べてみたら
ジーン役の清水さんとナタリー役の大谷って2人とも映画「ミスミソウ」で主要人物演じてるんよ、大谷はそれが初主演。
はい、ゴリ押しー!!!!
こういうゴリ押しが見えてしまうと萎える。
まぁでもここはしょうがないところではあるし、知らなければ何も気にならないところなので良いとしよう。
ストーリー基本は原作通り、原作に無いシーンを追加しているのは大きく2つ
・映画作りの内容
・オリジナルキャラ、銀行員アラン
映画作りの内容は原作に無いところを膨らませてて良かった。
個人的にはさらにもっと詳細で具体的な映画製作中の話を期待していた。
SHIROBAKOみたいに、「これを見たらもっとアニメが好きになる、アニメの見方が少し変わる!」 っていうのを期待していた。
オリジナルキャラの銀行マンが出てくるのは全然気にしてなかった。 ストーリーとの絡め方も良かったし、良いシーンもあったしアリアリのありだった。
でも、唯一納得いかなかったことは融資のためのプレゼンで
「最初から配信していました!!」
はい、コンプラー!!!!!
いや、銀行だぞ!?
プレゼン中で特に機密内容とかは無いとしても、
相手に同意もなくネット配信とかさすがに無いわ!!
たぶん今の時代の流れをくみ取って取り入れたんだろう。
融資をしない明確な敵をつくる、それを全世界に配信して大逆転。
なんでも全世界に配信したら思い通りになると思ってんのか・・・?
さすがに考えが浅すぎる。
普通にクラファンとか再生数とかの数字だけでいけたじゃん。配信に何の意味があった?
この、どうしても納得いかない展開のせいで自分の中でだいぶ評価が落ちた。
あとは創作に対する思いかなー
「幸福は創造の敵」
うんうん、まぁ言いたいことは分かる
でも、映画の編集シーンで「選択をするために家族や友人を切ってきた」みたいな、あの表現はちょっと違う気がした。
たしかに、突出したクリエイターって友達少ないイメージはあるし、この映画を見る人がオタク層なのを狙って
「友達が少ないから君もクリエイターの素質あるよ」みたいなメッセージを出してるんだろうけど
本質はそこじゃないじゃん。
自分は強欲なので何かを作って「凄い」って思われる名誉も、友情も、金も、女も全部欲しいと思うし
そのために努力してる。
何かを切り捨てる選択よりも、全てを手に入れる努力の方が圧倒的に大変だと思ってるから
そこは共感できねぇんじゃ。
展開とかストーリーは全然良かったんよ。
原作と流れは違ったけど、キャラクターごとに過去とか見せて感情移入できるようにしてて「あぁこういう見せ方してくるんだ」って納得できたし、映像も綺麗だし、最後フランちゃんおるやん!とか、ミスティアのセリフからして「これは普通にアニメ化で続編やるのでは!?」とか期待持たせる感も良かった。
でも