ネット回線について

光回線なのに遅い!
IPv6対応ルーターのハズなのに遅い!!

と発狂していた頃がありました。

 

◆速度測定

てっとり早くGoogleで「速度テスト」って検索すると速度テストができます。

Jcomとかのケーブル回線使ってた時は平均40Mbps、遅い時で10Mbps

光回線だと平均200Mbps、土日の夜の遅い時だと0.3Mbpsとかだった。

スマホ回線以下で基本的人権が無かった。

 

◆IPv4とIPv6について

「IPv6は速いって言われているしIPv6通信にすれば良いんじゃろ!?」

 →間違い

混雑しないから速いだけ。

 

IPv4通信だとIPv4のページしか見れない(普段みているサイトは基本これ)

IPv6通信だとIPv6のページしか見れない

IPv6対応のサイトは本当に少なく、対応しているサイトはYoutubeやWikiPediaくらい。他のサイトは開けない。

GoogleはIPv6対応してるので検索結果までは開けるが、
そこから先を開こうとしても基本IPv6対応していないので開かない。

 

 

◆回線が遅い理由

接続方式の違いにある

 

PPPoE接続一般普及している通信方式なので人が多く、遅い

IPoE接続次世代通信方式なので人が少なく、速い

混雑するから遅くなる。

 

※ちなみにPPPoEはプロバイダから発行されたIDとパスワードを入力して接続するけど、IPoEはIDとパスワードが必要なく繋がる。

 

◆「IPv4 over IPv6」

IPv6通信でIPv4のサイトが見れる、速い!

「IPv4 over IPv6」はIPv6通信でもIPv4として扱ってくれるため普通のサイトが見れる。

IPv6対応サイトがある場合はそっちを表示してくれる。

混雑の少ないルートで接続しに行くので速くなる。

 

ここで厄介なのが
「IPv4 over IPv6」はプロバイダーごとに呼び名が違う!

・IPv6 IPoE
・IPv4 over IPv6
・IPv6 IPoE
・IPv6オプション
・IPv6プラス
・IPv6ブリッジ
・Ipv6ハイブリッド
・v6コネクト
・v6アルファ
・v6Neo
・v6Direct
・バーチャルコネクト

全部一緒!!

厳密には若干違いはあるけど基本同じ接続方式、他にも呼び方あるハズ。

「傷テープ」の呼び方が
「絆創膏」「バンドエイド」「カットバン」「キズバン」「リバテープ」など色々あっても同じもの指してるのと一緒!

 

でも「IPv6」とは違う!!!

 

「IPv6」は通信方式の名称
「IPv6オプション」などは接続方式の名称、別物!

 

初見で分かりにくいんじゃ~!

 

なので、ルーターなどを購入する時に

IPv6対応ルーター」と書かれていても、意味はない。

IPv6オプション対応ルーター」などを選ばないと意味ない。

「IPv6プラス対応」とか「IPv6ブリッジ対応」とか

 

3年くらい前に購入したルーターを使ってて
「IPv6対応ルーターなのに遅い!」と思っていたらまさにこれでした。

 

この知識ないと絶対に間違うじゃろ・・・・

 

 

 

◆速度改善するために

上記の説明を理解したら改めて

プロバイダの契約内容を確認

 ・「IPoE接続」「IPv4 over IPv6」対応の回線か?

 ※プロバイダによってはプロバイダが貸し出す専用ルーターじゃないとダメなところもあるようなので確認しましょう。

「IPv4 over IPv6」対応のルーターか確認
 ただし対応していてもプロバイダと接続確認が出来ていないものもあったりするので
 ルーターの対応状況確認しましょう。

 

buffalo 対応ルーター一覧
https://www.buffalo.jp/support/other/network-ipv6.html

Aterm 対応ルーター一覧
https://www.aterm.jp/product/atermstation/topics/warpstar/ipv6.html

エレコム 対応ルーター一覧
https://www.elecom.co.jp/support/list/network/ipv6/

IODATA 対応ルーター一覧
https://www.iodata.jp/pio/io/network/ipv6.htm

 

 

◆どのくらい変わるか

自分の環境だと「IPv4 over IPv6」対応のルーターに変えただけで
土日の夜に速度制限になったスマホ回線レベルだったものが常に300Mbps以上キープしてます。

 

 

◆おまけ:LANケーブルについて

あとはLANケーブルが古かったりすると遅い場合もあるので新しく買い替えましょう。

LANケーブルもCAT5、CAT5e、CaT8などカテゴリーと呼ばれる種類がある。

名称:最大速度
CAT5:100Mbps(遅い)
CAT5e:1Gbps(普通)
CAT6:1Gbps(普通)
CAT6A:10Gbps(速い)
CAT7:10Gbps(速い)
CAT7A:40Gbps(速い)
CAT8:40Gbps(速い)

名前の数値が大きいほど速くて値段も高いです。CAT6Aが手ごろ

※Cat7以降のケーブルはコネクタの形状違いとかあるらしい。

 

PCのLANポートも同じように最大速度が決まっているので
古いPCだと最大100Mbpsとかになっていて、せっかく早い回線やLANケーブル使っても意味なかったりします。

 

◆最後に

引越しや回線変更するたびに思うけど、
ネットの契約って契約元とプロバイダ別だったり、めちゃくちゃ分かりにくいし手間なんすよね・・・。
一般の知識無いひとが無駄な有料オプションつけられたり、速くなるって言うから乗り換えたのに遅くなったとかよく聞く。

もっと簡単になってくれ。

 

 

ネット回線の安定は心の安定!

よきネットライフを!

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