以前「何のVRゲームが好きですか?」って尋ねられた時に
「あれ・・?そういえばVRゲーム・・・何したっけ?
何にハマったっけ?まともにプレイしたこと無くね?」
と思い、まずは自分のVRコンテンツの思い出を書き出してみることにした。
◆VRの思い出
2015年2月
初めてVRに触れたのは雪ミクでバーチャルリアリティ体験をした時。
この時は目の前にミクが居るだけの映像。それだけでもVRという技術に感動した。
2015年3月
GoogleCardboardやハコスコ存在を知って購入。
スマホで簡単にVR体験が出来る事が嬉しくて、ジェットコースターとか色んなVRのアプリを入れて楽しんでいた。
周りの人にも「VR凄い!これ見て!」って布教してた。
特に好きだったのがこのアプリ「Tuscfany Dive」
移動出来て家の中まで見れることに感動して「自分もこんなVR世界を作りたい!」と思った。
2016年2月
再び雪ミクでバーチャルリアリティ体験。この年は一緒に撮影できるようになっていた。
その写真をTwitterのヘッダーにしていたところ
光輝さんからリプが来て「VR作ってる人たちすげぇ」って思った記憶がある。
裏のシステムと写真を撮る、というアイデアを担当していました。
楽しんでいただけて何よりでしたm(_ _)m— 光輝@とある空間UIの提唱者 (@koukiwf) May 15, 2016
LookingGlassハッカソンでスタッフ枠で参加されていたのにどなたか分からなかった・・・
2016年9月
マジカルミライで発売前の「初音ミク VRフューチャーライブ」を試遊体験
目の前でミクが踊ってくれることに感動した。
2017年は特に何もなく(なんか忙しい年だった)
2018年2月
1~2週間後にはVR制作してました。
少し動けるようになった。
めっちゃ近い!
リアルの部屋のスペースとらないと動き回れない・・w pic.twitter.com/KLQKvIFUCg
— みたかシロ (@siro_mitaka) February 17, 2018
こうして自分でVRコンテンツを作れる事にめちゃくちゃ感動したし、楽しかったし、この世界で生きたいと思った。
2018年4月
バーチャルキャスト登場
みゅみゅ教授の配信環境が無料で体験できる!これもとてつもない感動だった。
メニュー表示がめちゃくちゃカッコいいと思ったし、未来ひとつぶち抜いた感があった。
2018年5月
「子供の頃の夢だった召喚士になりたいんじゃー!」と思い立って
VR空間で自分の周りを飛び回る妖精を作成。
2018年7月
Vtuberハッカソン福岡大会が開催されることになり、それに参加するために
20日間という短い期間でめちゃくちゃ勉強した。
・音声認識
・リアルタイムリップシンク
・VR上で鏡を作成
・VRTKでモノをつかむ
・360度動画の再生
・360度動画の出力
・FinalIK
・タイムラインでカメラワーク
・NavMesh
・モーション記録
・オブジェクト生成
これだけやって最低限Vtuberが作れるスキルを身につけた。
この動画には当時の自分の全力が詰まってるのでめっちゃお気に入り
以上、回想終了
それ以降はUnityで開発することが楽しくなって
UnityやC#の勉強がメインになり、割とVRヘッドセット被る機会が減っていった。
ミクを目の前で踊らせたり、VTuberの配信環境は作っても
ちゃんとビルドしてないし、自分が「作りたい」と思うモノってだいたいゲームじゃないコンテンツ。
改めて「VRゲーム」を自分でちゃんと作ってみようと思った。
◆VRコンテンツを試してみる
素人がVRゲームを作るためには他のVRコンテンツのUI/操作性を知る必要がある。
ココからは過去にプレイしたことのあるVRコンテンツを思い出しながら
VRゲーム制作するにあたってUIや操作性を書き出してみる。
そういえば師匠も同じような事やってたなー・・・・
同じ道辿るだけで経験値得られる、やっぱ凄いよあの人。
タイトル:Mixed Reality ポータル
概要:Windows10に標準搭載されているVRコンテンツ、VR内で家具や3Dモデルを配置したりブラウザを見たりできる。
UI・操作性:コントローラーで操作、標準搭載されているだけあって何の説明もなく使える(最初にチュートリアルはあるけれど)
移動や画面の拡大縮小も分かりやすい。Hololensもだいたい同じUIなのが嬉しい
感想:大画面で動画みることにしか使ってない。
おぉ・・・楽しい pic.twitter.com/qtGkSMQMHL
— みたかシロ (@siro_mitaka) February 3, 2018
タイトル:Ready Player One: OASIS beta
概要:VRを題材にした映画「Ready Player One」が公開された時に、その世界を体験できるVRゲームとして公開された。
ログインするとVRにログインするというシーンから始まり、ホームから各ゲームを体験するワールドに移動する。
UI・操作性:コントローラーで操作、Mixed Reality ポータルに近い感じで結構分かりやすかった気がする。
感想:弓のシューティングゲームとガンシューティングは結構楽しかった。
オアシス
屋上に行けました。 pic.twitter.com/APPmMkwJgL— みたかシロ (@siro_mitaka) April 21, 2018
タイトル:バーチャルキャスト
概要:VR上でキャラの切り替えや背景変更が可能なVR配信ツール、コメントが上から降ってきて掴むこともできる。
UI・操作性:コントローラーを使用、メニューの操作性や表示がめちゃくちゃ好き。
感想:みゅみゅ教授の存在知って、その仕組みすげぇえそれ自分も試してぇええ!と思っていたので感動した。
やってることは結局一人ライブw pic.twitter.com/rjX6yt9y8y
— みたかシロ (@siro_mitaka) April 13, 2018
タイトル:STYLY
概要:WEB上でVR空間をデザインできるVR作成ツール。作ったものはVRで体験することが可能。
「NEW VIEW AWARDS 2018」という優勝賞金が出るVRコンテンツ制作のイベントがある事を知り体験してみた
UI・操作性:これも基本Mixed Reality ポータルに近い感じだったと思う。
感想:体験したのが2018年夏ごろだったけど、最近は色々アップデートされて発展しているみたい。
タイトル:VRChat
概要:言わずと知れたVRソーシャルツール。ただ「チャット」だけあってフレンドが居てこそ楽しめる、ぼっちだと辛い。
UI・操作性:メニューが手元に出てくるから分かりやすい。ただカメラのボタン切り替えが操作がめちゃくちゃ苦手。
移動方法が特殊だと思う、位置を指定したらキャラクターがそこまで移動するアニメーションがあって確定すると移動する感じ。自分で色々拡張できるのでガチVRChat勢は色んな拡張してて凄いと思う。
感想:VRChat勢のあの熱量と技術力は尊敬する。
Vtuberハッカソンで制作したノアロイドちゃん
タイトル:ZERO LATENCY VR
概要:東京ジョイポリスで体験した歩き回れるVRゾンビシューティング
UI・操作性:覚えてないけど、シューティングゲームなので全然難しくなかったハズ
感想:会話しながらチームで戦えるのでめちゃくちゃ楽しかった記憶ある。
タイトル:脱出病棟
概要:アーケードホラーVR脱出ゲーム
UI・操作性:右手のコントローラーが懐中電灯になっており照らせる、左手のレバーを操作してほぼ直進していくだけ
感想:めちゃくちゃ怖かった、先に進みたくないしマジで叫び声が出るレベル。
これを作る人がいることを考えたら自分なら絶対に無理!って思った。
※音量注意
ホントにVRゲーム全然してねぇ・・・。
ここからは追加体験したもの
タイトル:HoloTour
概要:ローマやマチュピチュを360度動画で解説付きで案内してくれる
UI・操作性:基本は視点を合わせてコントローラーで選択、向いてほしい方向に矢印が出る。
感想:ただの映像だけじゃなく、地表を見せたり見せる位置を変えてくれたり本当にツアーという感じだった。
なぜか視点がかなり低い位置に設定させられた。
タイトル:Project LUX
概要:マルチエンド方式のVRアニメ
UI・操作性:コントローラーからメニュー表示、セーブ・ロードが可能で、どこまで見たのかを確認できる。
ゲーム中は選択できるオブジェクトが光り、視点を3秒ほど合わせることで選択となる。
また、向いてほしい方向の矢印が表示される。
感想:2時間くらいで終わるので映画アニメを見ている感じだった。抱きつかれるシーンは結構ドキドキした。
テーマ曲がめっちゃ好みだったけど短い・・フルバージョンとか無いんだろうか。
タイトル:Got Hand
概要:シンプルなモグラたたきのようなゲーム
UI・操作性:コントローラーで敵やアイテムを掴むだけ
感想:3Dモデル等ビジュアルがしっかりしてるのでシンプルなのに全然安物感が無い。見た目大事。
タイトル:GoogleEarth VR
概要:GoogleEarthのVR版、ストリートビュー対応しているし、どこにでも行ける。
UI・操作性:さすがGoogleって感じ、コントローラーのメニューがアイコンでヒント出しててめちゃくちゃ分かりやすくて操作しやすかった。
感想:実家に帰る事があったらじいちゃんばあちゃんに「世界中どこでも一瞬で行けるよ」って見せてみたいと思った。
タイトル:Live2D VR Girls
概要:Live2Dの技術をVRに取り入れたゲーム
UI・操作性:コントローラーは使わない、視点操作で選択
感想:えっちぃ、全力でパンツ見に行った。あやち可愛いよあやち。
前からlive2dで3Dに見せる技術あったのは知ってたけどあらためてこれがlive2dって凄い。
タイトル:Waltz of the Wizard
概要:魔法の部屋で色々遊べるVRゲーム
UI・操作性:基本的にはモノをつかむ、触る系。
移動方法が特殊で行きたい軌道を描いてその軌跡に沿って移動。最初は慣れなかったけど慣れたら楽だった。
感想:ただの部屋で操作を楽しむ系のゲームだとおもったら最後攻略できるゲームになっててめっちゃ楽しかった!!
◆VRコンテンツを試して分かったこと
①シンプルなモノでもビジュアルが良ければ没入感がある。
②プレイする側が配信映えするモノは人気が出やすい。
③文字で説明の必要がない分かりやすいUIが良い
これを踏まえてVRゲームを作ってみる。
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